消費的バルーン思考

最近読んだ漫画とか

 朝6時くらいまでなんかネガティブな感じの記事を書いてたんだけど夜が明けたらなんかどうでもよくなったのでやめた。自分のやっていることに急に冷める瞬間~。でもせっかくなので別の記事を書く。

 kindle本のセールやってたので漫画をまとめて買った。最近漫画はほぼ電子でしか買わなくなった。漫画を置くスペースないし、本屋で探すのめんどいし、古明地こいし。

 なので、買った漫画のちょっとした感想でも書く。あとゲーム。前に感想とかはあんまり書きませんって言ったけどあれは嘘です。私を木の下に埋めてください。

 これが好きとかって固有名詞出してアピールしてると万が一凶悪犯罪犯したときにそっちにも迷惑かかりそうとか思うが、凶悪犯罪は起こさないし迷惑系配信者にもならないので安心してほしい。でも人には無限の可能性があるらしいので油断はできない。

買った漫画

ちーちゃんはちょっと足りない

 空が灰色だからの1巻と潮が舞い子が舞いを2巻まで読んで面白かったので主に阿部共実作品を買った。

 鬱漫画というくくりはあまり好きじゃないんだけど鬱漫画でくくられるタイプの漫画が結構好きです。でもあまりに露悪的なのは無理。無理か無理じゃないかの境界はあいまいだけど、登場人物の思考が理解できる範囲かどうかだと思う。全く理解できないタイプのキャラクターが出てくると、無理ってなってしまう。登場人物は基本的にみんな善良であって欲しいのです。たとえみんなが善い人でもうまくいかないことがあるという。そんな感じが好きです。
 第五話くらいでいったん読むのをやめたくなったが、最後まで読んでよかった。他の作品を見てもそうなんだけど、絶妙な田舎を書くのがとても上手だなと思う。ナツには幸せになってほしいが、多分なれないだろうなと思った。
 今回買った漫画で一番よかったんだけど、うまく感想が書けない。

・死にたくなるくらいしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々
 題名が長い短編集。でもこういうウロボロスみたいな回りくどい文が好きです。『おねがいだから死んでくれ』が特によかった。好きで性格が悪い人もいるけど、好きで性格が悪くなってしまった人はいないと思う。あと『8304』も良かったです。『日々』も。

・ブラックギャラクシー6

大好きが虫はタダシくんの 

 とくになし。つまらなかったとかではなく、面白かったけどとくに言いたいことが思い浮かばない。

バーナード嬢曰く。
 施川ユウキ作品も複数買った。森のテグーだけ読んだことがあった。作者の自意識がそのまま作品に出ていて面白い。分身した作者同士で会話しているような感じ。

 本が好きな高校生たちの話。実在する本のタイトルや関連するエピソードがめっちゃ出てくる。自分はあまり本読まないので本の話の9割はわからないが、強大な自意識を持った登場人物たちの掛け合いが柱のコメディ漫画なので、わからなくても面白い。けど、ちゃんと登場した本も読みたくなる。結構連載は長く2011年からで、序盤は暴力ツッコミが多いが、時代の流れか段々と少なくなっていくのがちょっと寂しい。


・銀河の死なない子供たちへ
 上巻だけ読んで面白かったんだけど一年くらい放置していた。不老不死という存在がとても自然に描かれていて面白かった。卒制つくる前に読んでなくて良かった。これにめっちゃ影響受けてるじゃんという自意識が発生してしまってたと思う。

 終盤で主人公の一人がとる選択について、個人的には違う選択をしてほしかったけど物語上こうするしかないよなあという場面があった。彼女は『主人公』だからその選択をとった(とらせた)というそれだけのことではある。不老不死を肯定するかどうかを初対面の人に対するテンプレ質問にしようかな。そういう話です。

・鬱ごはん

サナギさん

 自意識~!

・溶解教室

 伊藤潤二の連作短編。安心して読めるホラー漫画。

・僕の心のヤバイやつ

 何となく読んでみようと思ったが、読み切ることができなかった。

以上

感想した感想

 感想は読んだ直後に言語化したほうがいい。数日経つともうなんもなくなる。私は私があんまり感想言うの得意じゃないと思っているのであんまり感想を言わない。どちらかというと批判的な意見の方がスラスラ出てくる。肯定的な意見というと、「あのシーン良かったよね」とか「絵が好き」とか断片的かつ浅めの言葉しか出てこない。面白いレビューを書く人が持っているような豊富な知識や、それを調べるほどの熱も無い。上手なレビューをすること自体にもなんだか恥ずかしさがある。的外れなことを言っていやしないだろうか?という不安がある。まあしかし感想も自分を構成するものなので外部に出していきたい。私を知ってくれ~。つまり自己アピールのための感想。私のエゴのために他人の作品を利用する行為。許せ~。
 あと、自分が読む漫画は数年前の「このマンガがすごい!」だった率が高い。「次に来るマンガ」みたいなのも数年たたないと読もうと思わない。流行ってるものは実際面白いことが多い。それはわかっている。流行っているものが嫌なんじゃなくて、流行っているということが嫌なんです。ゲームは結構流行ってるのもやれるんですけどね。何が違うんだろう。ゲームはSteamのアルゴリズムによるおすすめだったとしても、なんか「自分で見つけた感」があるからかなと思った。

 なんかもっと軽くこまめに書いていきたいなとwebkusoのブログを読んで思った。ラップも良かったです。「も」って言うとラップがサブみたいだけど。『それっぽいだけ』『謙虚な天才に死を』『ポエトリーリーディング入門』が特に良かった。どうも。

 

Asepriteというドット絵のソフトを買った。ちっちぇえ!