消費的バルーン思考

ゲームが好き②

 前回のを書いたり人と話したりしているうちに結構スッキリしたのでだいぶ日が空いてしまった。冷静になってしまうとあんまり書くことが無いような気がしてきたけど、書きます。

 

<おぼろげな思い出>

 たしか誕生日でした。ショッピングセンターで、父親に欲しいものはなにかと聞かれました。私は「Wiiが欲しい」と言いました。父親はWiiがなんなのかわかっていなかったので、うまくやれば買ってもらえるのではと思ったのです。せこい。ドキドキしながらWiiの売り場まで連れて行ったら、普通に「これってゲームだよね?ダメ。」となりました。代わりに買ってもらったものが何だったかは覚えてないです。

 これ以降はもうゲーム機買ってとは言わなくなったと思います。

                               <思い出おわり>

ゲームが好き②

 中学校に入ってからは、ゲーム機に対する執着はなりを潜めていたと思います。PSPのモンハンが流行ってたはずですけど、さほど興味なかったと思います。友達と遊ぶ機会も減りましたし、深夜アニメ、ライトノベル、インターネットなどの代替物があったからですね。美術部で放課後の時間をつぶせたのも良かったと思います。特にネットの存在は良くも悪くも大きかったです。

 当時FLASHの脱出ゲームにはまっており、『脱出ゲーム王』というサイトでかなりの数をプレイしました。『58WORKS』さん、『MOFUYA』さん、『三丁目の萬屋』さんの作品が特にお気に入りで、繰り返しプレイしました。脱出ゲーム以外もいっぱい漁りました。『棒レンジャー』にドはまりして夏休みを溶かしました。『艦砲射撃!』も面白かったですね。また、権利的にアウトなので並べるのはちょっとあれですが『スーパーマリオ63』は非常に完成度が高くてワクワクしました。FLASH終了にともない、これらのうちの多くはもう遊べなくなってしまいましたね。悲しいです。色々思い出してきましたが、これを読んでいる人にはあまり伝わらない話だと思うので一旦やめます。伝わる人がいたら教えてください。語りあいたいです。

 YouTubeニコニコ動画でプレイ動画を観るのも好きでした。ゲームを体験するのに邪魔だったので、実況の入ってないプレイ動画を探していました。実況が入ってないのって結構少なかったので、探すのが大変だった覚えがあります。今思うとかなり無為な時間だったと思います。でも、プレイ動画のおかげでエアプでもゲームにくわしいふりができたのでよかったです。う~ん、ゲーム機買わないのにネットは規制なしという方針ってけっこう謎ですよね。家庭用ゲームよりネットの方がだいぶ有害だと思うのですが。

 高校に入ってしばらくのち、『東方Project』の存在を知りました。週末、遠くのアニメイトに通って原作のPCソフトを少しずつ集めました。お金を出してゲームを買うのはこれがはじめてでしたね。インディーズ的な存在にあこがれを抱きはじめたのもこの頃でした。『洞窟物語』や『ゆめにっき』『OFF』などのフリーゲームもこの時期にプレイしました。どれもその存在を知ったのはネットの情報からでした。そして、そこから『Steam』の存在を知るのにもあまり時間はかかりませんでした。

 初めて購入したのは、高2の12月、ネットでおすすめされていた中で安くてスペックも必要なさそうな『LIMBO』でした。これがけっこう難易度が高く、居間の共用PCだったので、横にいる兄と解法を考えながら夢中でプレイして真夜中にやっとクリアしました。大きな達成感とともによくわからないエンディングを観て、「こんなよくわからないゲームも存在するのか」と思いました。高3の7月には『UNDERTALE』をやりました。ゲーム経験の少なかった私にとってはその「見たことなさ」が衝撃でした。優れたメタ演出、細やかな分岐、膨大なテキスト、隠し要素等々、すばらしい体験でした。夜中、他の家族が寝た後の居間で、Pルートに到達したときのドキドキ感を覚えています。当時の私はこれがあらゆるゲームの中で最高のゲームなんじゃないかと思いました。誰かと感動を共有したかったので、美術部の後輩*1におすすめしましたが、Steamを知ってる人がいなかったのでスルーされました。Steamユーザーの人ってリアルだと全然見かけないの何なんでしょうね。私の交友関係が狭いだけですか。

まだ続くんですか

ここまで書くのに5時間くらいかかった。だるい。今回は怨念が薄めですね。思い出回です。通ってきた作品の羅列になってしまってあんまり話が進んでない感じがあるけどゆるして。こうやって書いていると、「自分、ゲーム好きじゃん」としみじみ思います。文章にすることで自分がなにかを好きであるということを認めていきたいのです。

 



*1:クラスに友人がいなかったんです